製品概要
研究開発データを、眠れるストレージ負債から成果につながるデジタル資産へ
Randeftは、多様な装置の測定結果と試料の情報をひもづけて、組織で一元管理・共有・可視化する研究開発データ管理製品です。材料・化学分野の研究開発、分析、品質管理の部門でお使いいただいています。

Randeftのデータ資産化
データがR&Dの競争力となる時代です。文脈を失ったデータの価値は一瞬でゼロになります。Randeftは、数十年分のストレージの肥やしを、次の知を産む資産に変えます。
- 文脈ごと残す
- 測定の生データを、試料の情報、測定条件、測定装置、測定者とひもづけたまま保存します。あとから見た人も、どの試料をどの条件で測ったデータかがわかります。
- 日々の作業で蓄積される
- 探す、見る、比較する、共有するためにRandeftを使うことで、データは追加の作業なしに組織の資産として蓄積されます。
- 人にもAIにも渡せる
- 人が見て理解でき、MIや生成AIにも渡せる形で保存します。
Randeftが扱うデータ
Randeftが扱うのは、試料の情報と測定の生データです。研究開発の各過程で生まれるデータは性質が大きく異なり、それぞれに特化した製品があります。Randeftは、既存の製品では扱いにくかった試料と測定を整理します。
- 扱うもの
- 試料の情報(原料、配合、作製条件など、利用者が定義する項目)と、測定の生データ、測定条件、測定装置、測定者です。
- 扱える測定の例
- 引張強度、FT-IR、GC、LC、GPC、NMR、XRD、DTA、DSC、IV特性、充放電、膜厚、粒径、粘弾性、ムーニー粘度、加硫、混練、装置の動作ログなどです。測定装置のメーカーは問いません。
- 扱わないもの
- 実験の経緯や考察を文章で残す記録(ELNの役割)と、測定データの解析(解析ソフトの役割)は扱いません。
ELN・LIMS・解析ソフト・MI製品との位置関係
RandeftはELN、LIMS、解析ソフト、MI製品のいずれとも置き換わらず、それらの間にある試料と測定のデータを受け持ちます。

主な機能
- 試料と測定のひもづけ
- 試料の一覧から関連する測定を、測定の一覧から元になった試料をたどれます。
- ワンクリックの可視化
- 測定名をクリックするとチャートと測定条件が表示されます。装置が異なっても同じように確認できます。
- 比較と共有
- スペクトルやログを重ねて比較し、リンクで共有できます。
- 一括登録と自動アップロード
- CSVやExcelでの一括登録、ドラッグ&ドロップでの登録、自動アップローダー Randeflow による取り込みに対応しています。
導入実績
素材の研究開発から品質管理まで、さまざまな部署とフェーズで使われています。
- 研究開発対象
- 樹脂(バージン材、リサイクル材)、ゴム、電池、機能性フィルム、ケーブル、半導体部材、自動車部品の研究開発チームで利用されています。
- 部署
- 中央研究所、事業部の開発部門、分析部門で利用されています。
- フェーズ・業務
- 基礎研究、顧客向けの開発、工場のトラブル対応、プロセス改善で利用されています。
読み手別のご案内
- 研究者の方へ
- 測定データを探す、見る、共有する作業の変化
- 管理職の方へ
- 異動・退職やフェーズの移行でデータが失われない仕組みと導入支援
- 情報システム部門の方へ
- セキュリティ、インフラ、認証、導入の審査で確認される項目
よくある質問
- Randeftはどのような製品ですか。
- 多様な装置の測定結果と試料の情報をひもづけて、組織で一元管理・共有・可視化する研究開発データ管理製品です。フォルダや個人のPCに散らばっていた試料と測定の生データを、文脈ごと組織の資産にします(データ資産化)。材料・化学分野の研究開発、分析、品質管理の部門で利用されています。
- ELN(電子実験ノート)とは何が違いますか。
- ELNは実験の計画や手順、考察を文章で記録するための製品です。Randeftは文章の記録を扱わず、試料の情報と測定の生データ、測定条件を整理する役割を担います。両方を併用できます。
- LIMSとは何が違いますか。
- LIMSは分析依頼や検査を決まった手順で大量に管理する製品です。Randeftは、研究開発の試行錯誤で生まれる、形式が一定しない試料と測定を対象にしています。
- MI(マテリアルズ・インフォマティクス)に取り組んでいなくても使えますか。
- 使えます。日々の測定データを探す、見る、共有する手間を減らす目的で使い始めることができます。整理されたデータは、将来MIや生成AIを使うときにもそのまま利用いただけます。
- 試してみることはできますか。
- 無料で利用できるデモ環境をご用意します。お問い合わせフォームから「製品デモをしてほしい」を選んでお申し込みください。